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SAYONARA・フラーヴ〜fleuve [犬介護]

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我が家に来て間もない頃のフラーヴ 2011/5/17

ご無沙汰しています。
最後に投稿してからおよそ7ヶ月も経ってしまいました。

そしてこれが最後の投稿になります。

フラーヴが、5月23日、早朝5時36分、静かに息をひきとりました。
最後は私の寝室にて一緒に寝ながら、4日目の朝のことでした。穏やかに、ちょっとのけぞるようにして永い眠りにつきました。

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クリスマスの頃、近所の公園にて

昨年の5月6日に引き出してから、ちょうど1年を過ぎたところでした。
最初は多飲多尿に驚き、血液検査の結果も尿検査も最悪の状態でした。
膀胱の状態も荒れ炎症を起こしているようでした。

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右耳もひどい状態で、最後まで完治しませんでした。

僕の呼びかけが聞こえているのか確信が持てませんでした。
きっと、自分の名前は「フラーヴ」ということが最後まで理解できていなかったと思います。


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最後まで甘えるということがなかったな、、、

なかなかご飯も食べてくれず、身は痩せ細るばかりで、
ドライフードをふやかしたり、いろいろトッピングを工夫したり、、
一時は体重が増えた頃もあったのだが、



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それから、
極度の分離不安には参りました。
日中は事務所に置いて一緒に居るのだが、少しでも私の姿が見えなくなると、
「ウォンウォン」鳴き続け、家具類を壊し、糞尿まき散らし、糞をカーペットにこすりつけ、、、


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打ち合わせで外出した場合には、終了次第、速攻で帰って参りました。
何度もカーペットを洗いました。
バリケンも大型のものを自宅と事務所にそれぞれ設置、、
大変だったな。

ホント、引き出して間もなく、私は老犬の介護役だったということに気がつきました。

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ソックスくん、同じ頃引き出されました。 フラーヴの友達役です。
一度、残りご飯を争って大げんかをいたしました。
フラーヴがこんなにも大きな声が出るのかとびっくりいたしました。


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1月2日、
この後、慢性腎不全から口臭がひどくなり、口内炎も進みさらに食べなくなっていきました。


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1月2日、
好きなもの、食べたいものをあげていきました。


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1月23日、
雪の夜、帰宅路の様子


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1月25日



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4月8日、公園にて



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5月11日、猫に興奮。



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5月16日、よろよろだけれど、猫を発見して四肢踏ん張る様に
希望をつかんだ気がしたのだが、、


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同じ日、歩くのもやっとでした。



あれから2週間が過ぎました。

遺骨は私の部屋に花と一緒に置かれています。
眠るときも 起きるときも、
着替えて部屋から出るときも
フラーヴを思い浮かべます。

でも、もう早朝にも、夜中にも
オシッコさせるために外に出ることもありません。

近所のたくさんの方から、
「あら、今日は一人なの」「わんちゃんは」
と声をかけられます。
その度にフラーヴを思い浮かべます。


習慣が途切れました。
途切れては、フラーヴを思い浮かべます。





SAYONARA・フラーヴ


今までお越しいただいた皆様、暖かいお言葉をありがとうございました。
一時預かりの小さな活動ではありましたが
しばらくの間、休止したいと思います。




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